Furoshiki Mignon

サウナで「整う」と、ふろしきで「ほどける」

サウナとふろしきって似ているのかも

 

サウナで「整う」ってどんなかんじだろう!

サウナ好きな方に、サウナの良さを教えていただきました。

お話を聞いているうちに、サウナと水風呂を行き来することは、ふろしきの「結ぶ・ほどく」に似ているなと感じました。

わたしにとってふろしきを「結ぶ・ほどく」ことは、心身の調和やリセットという感覚があり、サウナで整う感覚と共通点があるなと思ったのです。

サウナ好きな方がどうしてサウナにハマってしまうのか、ふろしきの観点から読みほどいていきたいなと思います。

 

 

 

 

サウナで「整う」感覚とは

 

サウナで「整う」とは、サウナ→水風呂→休憩のサイクルを繰り返すことで得られる、心地よいトランス状態を指すようです。

このサイクルによって、血流が促進され、脳内でβ-エンドルフィンやセロトニンが分泌され、幸福感やリラックス効果が得られます。

その結果として、心身がリフレッシュされ、集中力や活力が向上します。 

 

 

 

風呂敷の「結ぶ・ほどく」と心の整え方

 

風呂敷は、ものを包むときに「結ぶ」、使用後に「ほどく」というシンプルな動作を繰り返します。

この作業には、日常生活の中で心を落ち着かせ、自分自身と向き合う時間を生みます。

結び目を丁寧に作り、ほどく際の所作は、心の整理整頓やリセットをあらわし、精神的な調和をもたらします。

 

 

サウナとふろしきに共通する効果

 

サウナでの「整う」体験と、風呂敷の「結ぶ・ほどく」に共通することは3つあります。

 

• リセット効果:

サウナの温冷交代浴や風呂敷の結び直しは、日常のストレスや疲れを解消し、新たな気持ちで物事に取り組む助けとなります。

• 集中と瞑想:

サウナでのリラクゼーションや風呂敷の扱いに集中する時間は、瞑想的な効果を生み出し、心の静けさを促進します。

• 自己ケア:

どちらも自己の健康や心のケアを目的としており、日常生活の質を向上させる手段として活用できます。

 

 

 

リセットして次への活力に

 

ふろしきは、ただ単にものを包み運ぶということだけでなく、中身に合わせてしっかりと結び、ほどく。その動作からは、どうしたら身軽に運べるか、中身が落ちないか、持ちやすくなるか、心地よくなるか、自分のために考え手を動かすことが大切です。

 

ふろしきをわざわざ使うことは、バッグにものを詰め込むよりも手間がかかります。

サウナに行き着替えて過ごすことも、時間を要します。

 

忙しい日常の中で、そんな余白の時間や余裕を生み出すことは簡単ではないかもしれないけれど、じぶんの心地よさをもとめて「えいやっ」と、いつもとは違うことをしてみるのもリフレッシュになるはずです。

 

サウナで整う感覚は、ふろしきを結びほどく以上に心身に影響を与えそうですよね。

わたしはあまりサウナへ行ったことはないのですが、熱さに耐え、水の冷たさに耐えるのってどんなかんじなんだろう!

いつかサウナに行ってみたいなと思いました。

 

そしてふろしきが手元になくても、サウナに行けなくても、日ごろから自分がほどける方法を知っていると、心地よく毎日を過ごせますよね。人によって自分を解放するものは違うはずです。

 

みなさんがホッと心ほどけるものと出会い、心地よい日々を送れますように。

 

 

 

by Furoshiki Mignon

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