災害時に役立つ風呂敷の活用法
風呂敷は防災時に多用途に活用できる便利なアイテムです。まず、荷物を包んで持ち運ぶバッグとして使えるほか、応急的な三角巾や止血帯としても役立ちます。また、防寒対策として体に巻いたり、日除けや目隠しにも利用可能です。さらに、水を運ぶ際のフィルター代わりや、避難所でのプライバシー確保にも活用できます。軽くてコンパクトなので、防災バッグに入れても邪魔にならず、いざという時に多目的に使える点が大きな利点です。
今回は災害時に役立つ風呂敷の使い方をご紹介します。
バッグとして使う(荷物を運ぶ)
避難時には最低限の荷物を持ち出す必要がありますが、風呂敷をバッグにすれば、すぐに荷物をまとめて持ち運べます。
使い方:
・肩掛けバッグ:荷物をまとめてしっかり結ぶと、リュックのように背負うことも可能。
・手提げバッグ:水や食料などの重い荷物を運ぶときに便利。
・複数の荷物をまとめる:避難時に家族の荷物をひとまとめにするのにも使えます。
応急処置として使う
風呂敷は布なので、ケガをしたときの応急処置にも活用できます。
・三角巾として:腕を骨折したときに吊るすサポートに。
・包帯の代用:傷口を保護するために巻いたり、止血のために使うことも可能。
・マスクとして:ホコリや煙を防ぐために、口元に巻いて簡易マスクに。
防寒・日よけとして使う
避難所では、寒さや直射日光を防ぐものが少ないことがあります。
・ストールやブランケットとして:風呂敷を肩に掛けたり、体に巻いたりすれば、寒さ対策に。
・帽子代わりに:日差しが強いとき、頭に巻いて日よけに。
・簡易まくら:荷物を包んでクッション代わりにすることで、避難所で少しでも快適に。
目隠しや間仕切りとして使う
避難所ではプライバシーを守ることが難しいこともあります。そんなときに、風呂敷を目隠しや仕切りとして活用できます。
・着替え時の目隠し:公衆の場での着替えの際に、風呂敷を広げて視線を遮る。
・寝るスペースの仕切り:複数枚を結んで簡易カーテンのようにすれば、プライバシーを確保できる。
緊急時のロープ・結束バンド代わりに
風呂敷は丈夫な布なので、ロープ代わりに結んで使うことも可能です。
・荷物をしっかり固定する:避難時に荷物を縛って安定させる。
・即席の担架として:2本の棒を通して両端を結べば、けが人を運ぶ担架に。
・ペットのリード代わりに:犬や猫を避難時に連れて行く際、即席のリードとして使える。
防災バッグに1枚入れておこう!
風呂敷は軽くてコンパクトなので、防災バッグに1枚入れておくと、いざというときに役立ちます。
・サイズのおすすめ:大判(90cm以上)の風呂敷があると便利。
・防水加工の風呂敷:雨や水濡れに強く、より防災向き。
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まとめ
風呂敷は、防災時にバッグ、応急処置、防寒、間仕切り、ロープ代わりと、さまざまな用途で使える万能アイテムです。軽くてかさばらないので、防災リュックに1枚忍ばせておくと安心!日頃から風呂敷の使い方を知っておくことで、いざというときに落ち着いて行動できるかもしれません。
ぜひ、「備え」として風呂敷を取り入れてみてください。
by Furoshiki Mignon